住まいを快適な状態で長持ちさせるには、日頃の手入れだけでなく定期的なメンテナンスが欠かせません。
5年、10年おきに発生する修繕リフォームは数万~数十万円かかりますから、住まいの維持費の大部分を占めることになります。
そこで手間がかからず補修しやすい住宅であればあるほど、維持費を抑えることができます。
そこで住まいのメンテナンスに重点を置いた、家作りのポイントを紹介します。
住まいのメンテナンスに手間が掛からないポイント①補修工事がしやすいか
特殊な工法や建材で建築された住まいでは、建築時の施工業者でないとメンテナンス工事ができない可能性があります。
そこで参考になるのが、リフォーム時期が到来している過去の施工住宅の状況です。
これらの現況を見れば、どのようなアフターケアが必要なのかを把握することができます。
また万が一、新築時の施工会社が工事できないとき、別の施工会社でも対応可能な構造建材であるかも確認しておきましょう。
屋外の施工ポイント
最初の10年では、外壁や屋根のリフォームを行います。
目立った劣化がなくともコーキングの打ち直しやバルコニーの防水、雨樋の点検修理などが考えられます。
必要に応じて足場を組むことも念頭に入れましょう。
屋内の施工ポイント
建具やフローリングクロスのような目に見える箇所だけでなく、配管設備の清掃交換など見えない箇所のメンテナンスがあります。
例えば給排水管が壁に埋め込まれていると、交換時には破壊を伴う工事が必要になる場合があります。
ですが、サヤ管ヘッダー工法を取り入れれば、住まいを破壊せず修繕することが可能です。
万が一漏水が発生しても、ヘッダー部と給水先の2点をチェックするだけなので原因箇所の特定が容易になります。
住まいのメンテナンスに手間が掛からないポイント②取り替えの効く建材か
ドアやサッシといった建具は消耗品です。
10~15年程度で補修が必要になり、20年以上経つと交換することになるでしょう。
これがオーダーメイドや特殊な形状で部品が手に入りにくい建具である場合、メンテナンスにかかる時間やコストが増大します。
住まいのメンテナンスに手間が掛からないポイント③飽きのこないデザインか
注文住宅などには、最新の流行やこだわりのデザインを取り入れたい方も多いでしょう。
しかしトレンドに左右されない定番のものは、長く住んでいても飽きないというメリットがあります。
交換や補修が難しい、もしくはコストがかかる箇所については、定番のものを導入しておけばメンテナンスが容易です。
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まとめ
住まいに関わる維持費を削ることはできませんが、購入時点でメンテナンス性を視野に入れておけば、効率的に手入れをすることが可能です。
住宅を建てる際は、デザインや機能性だけでなく維持費のコスパや管理のしやすさも考慮しましょう。
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