人生のなかで、もっとも大きな買い物となるマイホーム。
理想の一戸建てを自宅にしたいと夢が広がる一方で、無理なく手に入れられるか気になります。
そこで、年収に見合った一戸建ての購入額や、支払いを続けられるローンの目安を知っておくと、安心してマイホーム探しや計画を進められますよ。
収入に見合った一戸建てを購入するための予算のつかみ方と目安
まず、「今の年収でどれくらいが適切な予算か」について考える目安を見ていきましょう。
一戸建ての購入価格は、一般的に「年収の5倍まで」といわれてきました。
しかし、低金利時代ともいえる今では、借り入れ可能額も伸びて、「年収の8倍まで」を目安とするケースもあります。
実際の資金計画では、頭金にする自己資金がどれくらい用意できるか、購入後のライフステージが子育てや教育費のかさむ時期ではないかなど、さまざまな要因が"買える一戸建て"の購入予算に影響します。
ちなみに頭金は、一戸建ての購入価格の2割から3割を用意しておくのがよいとされています。
ここでは、あくまでも目安ですが、具体的な年収額ごとに購入予算を紹介します。
まず、年収が400万円のケースでは2,000万円から3,200万円ほどの一戸建てを目安にするとよいでしょう。
年収が600万円であれば価格3,000万円から4,700万円ほど、800万円でれば価格3600万円から6,300万円が目安です。
さらに1,000万円の年収なら、5,700万円から7,900万円ほどを目安にできる可能性もありますよ。
年収以外もヒントになる！？一戸建てを購入する際に一緒に考えたいローンについて
つぎに、一戸建て購入後も無理なく支払いが続けられるために、知っておきたいローンの目安は、どれくらいでしょうか。
検討するポイントは、借り入れ可能額ではなく、「返せる額」を考えます。
たとえば、変動金利で金利0.47％、頭金、ボーナス払いは0の場合の借入額の目安をご紹介します。
借入額と一緒に、毎月の返済希望額もヒントにしてください。
毎月10万円を返済する場合、35年ローンで3,520万円、20年なら2,080万円。
もし月14万円の返済なら35年ローンで4,930万円、20年なら2,910万円。
月20万円の返済なら35年ローンで7,040万円、20年なら4,160万円が目安です。
要チェック｜3000万円以下物件
まとめ
一戸建てを購入する際に、年収にあった購入価格と、借入額の目安を見てきました。
さまざまな条件や状況により、適切な予算は変わってきます。
ぜひ将来まで無理な支払いにならないよう、先々も加味しながら、適切な予算をお考えください。
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