注文住宅を建てようとしていらっしゃる方、もう内装はお決めになりましたか?
今回ご紹介するのは漆喰の壁です。
ビニールクロスの内装とは一味ちがう雰囲気の漆喰の壁は、「普通の家とはちがったマイホームにしたい」と考えている方におすすめですよ。
壁に使われる漆喰とは
漆喰とは、外壁にも使われる塗り壁の一つで、消石灰が主成分です。
日本の城壁や地中海の白い街並みなど、様々なところで使われています。
漆喰の壁のメリット
見た目がおしゃれな漆喰の強みは、独特の意匠性です。
扇状にしたり、波のようにしたり様々な模様を描くことができるのは、塗り壁ならではと言えます。
建築の思い出に当時の家族の手形を残したりできると思うと、夢が広がりませんか?
漆喰の壁は耐久年数100年とも言われており、大変長持ちするのも特徴です。
ビニールクロスの耐用年数は5~10年ですので、それと比べるとどれだけ耐久性が良いかお分かりいただけるでしょう。
ただ、メンテナンスを全くしないで100年間放置できるというわけではなく、10年毎を目安にメンテナンスを行うことが条件です。
また、漆喰は汚れに強いのもメリットです。
簡単な汚れなら消しゴムや水洗いで落ちますし、塩素系漂白剤も有効です。
なお、漆喰は強アルカリ性なので、酸性洗剤は使用できません。
壁が相当汚れてしまったときでも、汚れた部分だけ上塗りでカバーができてしまう特徴も見逃せません。
そして漆喰には、他にも以下のようなメリットがあります。
・調湿機能…余分な水分を吸い取り、乾燥している時は放出する
・耐火性…建築基準法でも不燃材料と認められているほど燃えにくい
・消臭性…水分と同様、においを吸い取る
漆喰の壁のデメリット
施工に手間と時間がかかる漆喰は、プロでもなかなかきれいに仕上げることが難しい代物です。
また、乾かす時間も必要となるので、施工期間がビニールクロスと比べ少々延びる点も考慮しなくてはいけません。
そして施工期間が長く手間がかかるということは、ビニールクロスよりもコストが割高でもあります。
ただし、初期投資は少々高めでも、長期的な視点でメンテナンスの手間の少なさやメリットの多さを考えると、ビニールクロス貼りの壁よりコスパが良いと言えるでしょう。
まとめ
漆喰の壁は、おしゃれさと機能性を持ち合わせたパーツです。
ビニールクロス以外で壁を施工したいとお考えの方は、ぜひ漆喰を選択してみませんか?
千葉市で注文住宅を建てたいとご希望の方は、ファミリホーム株式会社までぜひご相談ください。